【インタビュー】武蔵野市助産師会 様
武蔵野市を拠点に母親学級や新生児訪問、母乳相談や育児相談など、妊婦さんや赤ちゃんとそのお母さんに関わり、子育てのお手伝いをされている「武蔵野市助産師会」様からのご依頼でオリジナルベストを制作させて頂きました。このベストにはどんな想いが込められているのかについて、お話を伺いました。
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武蔵野市の健康課には「助産師」「管理栄養士」「歯科衛生士」「保健師」といった専門家により結成されたチームがあり、武蔵野市助産師会の皆様もチームの一員として、 ・出産や育児に関する個別相談 ・こんにちわ赤ちゃん訪問 ・乳幼児健診 ・こうのとり学級(産前産後のイメージづくり) などの活動を行われているとのことです。今回はそういった従来の活動と合わせ、災害時の活動も想定し、ベストを制作されたとのことでした。 |
早速今回お納めさせて頂いたベストについて感想をお伺いしました。
武蔵野市助産師会様はこれまでエプロンをご利用になっており、洗濯できることも折り畳めることも当たり前とお考えでした。その為、実は市販されている多くのベストは生地やポケットの仕様で洗濯できない場合が多いことをお伝えすると「今までは洗濯できなかったの?」と少し驚きのコメントも頂きました 笑
当社の「医療従事者ベストネオ」は衛生面を考慮して家庭用洗濯機でも洗濯可能なことや、折り畳めるので持ち運びや保管のしやすいことも特徴となっており、皆さまにとっての”当たり前”を守れたことにホッとしました。
武蔵野市助産師会様の活動は立ったり・座ったり・かがんだり、と動きが大きいため、ベストはあまりぴったりしない方が良いとのことでした。
このあたりの感覚はどうしても個人差が出てしまいますので、両サイドで自由に調整頂けることをお伝えし、皆さま思い思いのフィット感を確認されていました。
また、「軽くて動きやすい」ともお褒めの言葉も頂きました。実は「医療従事者ベストネオ」は用いている素材が柔らかくて動きを阻害しづらい為、実際にご購入頂いたお客様からもお褒め頂くことが多く、これには思わず嬉しくなりました。
もし次回ベストを作成される際には何か要望はありますか?とお伺いしたところ、遠慮しつつも「できればファスナーは無い方が…」というご意見を頂きました。と言うのも、ファスナーは子供が誤って引っ掛けてしまう可能性があるからとのことでした。正に普段から子供たちとも近い距離で寄り添われているからこそ気付ける配慮であり、プロフェッショナルを感じました。 また、ファスナーを使わないのであれば、腹部にカンガルーポケットも設けることができます。これならポケットへの出し入れが簡単だし便利かもしれないねといった意見交換もさせて頂き、今後の製品開発に取り入れていきたいと思います。 |
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出来上がったベストに対する感想を伺った際、「やさしい色で良かった」というお言葉を頂きました。
今回のベストは災害時といった特殊な環境下でストレスを感じている妊婦さんや子供たちとも接する時にも用いるとのことで、極力相手に安心感を与える色合いにしたいということを作成当初からご要望頂いており、特に慎重に進めた部分でもありました。どうしても検討段階のサンプルと実際に出来上がったものではイメージが異なることがあり、ご満足頂けて本当に嬉しく思います。
■終わりに
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今回のベストのポイントの一つでもある「ピンクの色合い」を気に入って頂けたとのコメントを頂戴し、まずはほっとしました 笑 今回のインタビューも、新しい発見がたくさんありました。用途によってベストに求められることは様々ですので、今後も一つ一つご要望にお応えできるよう努めます。
(インタビュアー:営業部 吉野 壮平) |