東京曳舟病院様の災害対応訓練の様子を撮影させて頂きました。
東京曳舟病院様が令和元年8月24日に実施された「大規模イベント時の爆発災害対応訓練」の様子を撮影させて頂きました。いよいよ来年に控えた東京オリンピック・パラリンピックや直近で大変な盛り上がりを見せたラグビーオリンピックなど、大規模イベント時の爆破テロを想定した真に迫る訓練の様子の一部をご紹介させて頂きます。
■訓練開始前の様子
こちらが今回の訓練を主催された東京曳舟病院 様です。
続々と関係者の方が集まり、準備が進むとともに現場でも緊張感が高まっていきます。
当社も記録係として許可を頂き、緊迫感を伝えるべく訓練の最前列で撮影させて頂きました!
今回の訓練は駅構内での爆破テロが行われた場合を想定しており、主催は東武鉄道様と医療法人伯鳳会グループ(東京曳舟病院)様となっており、更に行政機関や多くの関係団体も参加されていました。
主催:
東武鉄道 、 東京曳舟病院 (医療法人伯鳳会グループ)
共済:
東京都 警視庁 東京消防庁 墨田区 等
参加機関・団体:
向島警察署 向島消防署 全日本病院協会 近隣自治会 等
(敬称略)
山本院長も見守る中、準備が着々と進んでいきます。
多くのマスコミ関係者の方もいらしており、今回の訓練の重要性を改めて感じました。
■訓練の流れ
ではここで、今回の訓練全体の流れに関してご紹介します。訓練は二部構成で行われました。
第一部では曳舟駅構内(ホーム)で爆発事象が発生したケースを想定し、現場での対応をメインに行われました。
第二部では東京曳舟病院へ傷病者が搬送された際の対応をメインに行われました。
■訓練開始!曳舟駅構内で爆発事象が発生!
いよいよ訓練が開始されました。
曳舟駅内で爆発事象が発生し、すぐに東京消防庁のハイパーレスキュー隊の方も現場に駆けつけます。
消防署員の方の機敏な動きに見とれているうちに、あっという間に災害対策本部が設営されました。
■除染作業と並行し、次々傷病者を救助!
機動科学隊の方による除染作業が進んでいきます。
緊迫した状況下においても慌てることなく冷静に対処し、次々と傷病者が救助されていきます。
災害対策本部では現場の状況把握と合わせ、傷病者の状態確認も迅速に進められました。
■そして舞台は東京曳舟病院へ
東京曳舟病院では傷病者の受け入れ準備が進みます。
■次々搬送されてくる傷病者のトリアージが進む
現場から傷病者が次々搬送されてきました。病院前にて除染状況をチェックし、トリアージを進めていきます。
■傷病者の受け入れ開始。再トリアージ、緊急医療救護所の設置。
傷病者の受け入れが開始されました。院内で再度トリアージが進み、災害用カルテも導入されました。
こうして、爆発事象発生から対策本部の設営、除染・救助、搬送後のトリアージと対処まで、とても訓練とは思えない迫力で怒涛のように進んでいき、無事修了式を迎えました。
混迷極める災害現場において、一人でも多くの命を救うべく、多くのプロフェッショナルが協力して対処にあたる様子を今回の訓練で垣間見ることができました。
特に多くの傷病者が搬送されてくる中、1秒を争うシビアな状況で的確かつ迅速な判断を下していく医療従事者の凄さを実感すると共に、間接的にでも当社もお役に立ちたいと改めて感じました。
■事前に山本院長にも個別にお話を伺っていました。
実は本訓練を行う前に、東京曳舟病院の山本院長に、大変ご多忙な中、お話を伺う機会を頂いておりました。
訓練に関してはこれまでに爆破テロを想定した対策訓練はあまり行われてこなかったことと、スタジアム等の開けた場所で実施されることが多かった為、今回のような駅構内や住宅密集地で爆破テロに備えた訓練は得られるものが多いのではないかといったお話がございました。
また、当社ベストに関しては1本で一人の命を救える場合もあると言われるような止血帯を効率よく10本程度装備できるのは良いといったご意見も頂きました。
この時の様子は2019年11月下旬頃より配布予定の「防災カタログ(Vol.10)」にも掲載予定です。
是非そちらもご覧ください。
ところで、今回の訓練の随所に登場したベストはほとんどが当社商品となります!
特に、東京曳舟病院の方が着用されていた白色のベストは、全面モールシステムを採用しております。
これにより、ベスト自体は統一されたデザインながら、個人ごとに必要なものを必要な個所に自由に付け替えて装備することが可能です。
医療関係者だけでなく消防・警察関係者の方からも採用が増えており、もしご興味を持って頂けた場合は、サンプル品等のお貸出も行っておりますので、是非お気軽に当社までお問合せください。
動画でもご覧いただけます↓
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