170年前の今日、善光寺地震(長野県)

2017年03月24日

弘化4年3月24日(1847年5月8日)夜10時ごろ発生、マグニチュード7.4の典型的な内陸直下型地震で、善光寺如来の居開帳のため観光客でにぎわう善光寺領を含む長野盆地の西縁部を中心に大きな被害をもたらした地震である。

広範囲にわたり地すべりや山地崩壊が発生し、大量の崩壊土砂による川のせき止め、決壊、洪水の発生という二次災害による被害も大きかった。

「善光寺地震の犠牲者は、(家屋倒壊や土石流に埋められて、火災で焼かれ、洪水で流され)土葬にされて火葬にされて水葬にされて三度弔われた」といわれるほど多種多様な被害が発生し、犠牲者が観光客1,000人以上を含み8,000人を超えたことで有名である。

(内閣府「中央防災会議 災害教訓の継承に関する専門調査会 報告書(1847 善光寺地震)」をもとに作成)

 

現在、インバウンド戦略もあり観光地には多くの外国人観光客が訪れます。

昨年の熊本震災で一時避難所に身を置かれる外国人観光客の映像がテレビで流れましたが、その際に外国人観光客のかたがインタビューで、言葉が通じない、どこに行けば支援が受けられる、今どういう状況なのか分からないとという不安を口にされていました。

観光誘客の結果、来ていただいた訳ですから、災害時のケアや誘導の仕方なども考える必要があるのかな。と感じます。

 

また、日本人観光客と外国人観光客と分けて考えることも必要かもしれません。

 

例えば、日本人観光客の中にも様々な方がおられます。

 

災害弱者と言われる高齢者や体の不自由な方。そして見た目では判断できない弱者の方などもです。

 

そのいうな方々に避難所で皆と平等にサービスを受けてもらう方法として、

 

ヘルプマーク防災グッズ

簡単に書き込める防災備蓄ベストにヘルプマークを入れて

備蓄していることも、必要ではないでしょうか。

ページの上へ